しかし反撃もここまで

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マーカーミームで個人を特定する方法

Category: 社会  
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「会社および上司、同僚にアカウントを隠してツイートしている新入社員の皆さん、一昨年、隣の部署の局長は突然「うまい棒」を局員全員に「差し入れだ」といって振る舞い、直後に「うまい棒」でリアルタイム検索をかけるという鬼畜の所業をした例をここに紹介しておきます。」
https://twitter.com/tarareba722/status/453355744427925505

というツイートを見かけて思ったこと。

上のツイートのように、SNS検索で個人を特定、というのはいまや当たり前になってきたので、確かにちょっと注意したいところです。
「職場でうまい棒を配る」というあまりないシチュエーションを自ら作り出し、それをリアルタイム検索すれば、結構な確率で補足されるでしょう。
匿名で好き勝手つぶやいていたら知らないうちに上司に監視されていた、とか嫌ですね。
嫌だけどここはやるかやられるかの情報戦の場なのでしょうがないのです。とえらいひとたちが言っているのでしょうがないのです。諦めて用心しましょう。

さて、遺伝子研究の分野で、導入した遺伝子の発現をあとで確認しやすくするためのMarkerGene/マーカー遺伝子てのがあるらしい。

「マーカー遺伝子」Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90

詳しい理屈はわかりませんが、ニュースなどに使われる画像でわかりやすく遺伝子が緑色に光っているのはこの手法のおかげ、ということなんでしょうか。
自分で仕込んだ遺伝子がどこにいっちゃったのか補足できないんじゃ大変ですからね。

で、冒頭の「うまい棒作戦」はこのマーカー遺伝子と似ていて、現実生活で自分が仕込んだ出来事や物が、やがてSNSやネットに取り込まれて情報遺伝子=ミームとして漂い、それを補足する。
そうすることで膨大な情報の海の中でもたやすく対象をキャッチできる。
つまりこれを「MarkerMeme/マーカー文化遺伝子(ミーム)」とでも呼べばいいんじゃないでしょうか。

「ミーム」Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0

たとえて言うなら、出来事だろうと物だろうと言葉だろうと事象はすべて情報となり、その情報には居場所を突き止められる呪印がほどこしてある、ということ。リアルタイム検索という印を結べばその情報は光ってしまうのです。
もっとわかりやすく言えば、言葉にGPSが付いているようなもの。


さて、マーカーミームとして有効と思われるものを列挙してみます。

・ネタになりかつレアな出来事を起こす

冒頭の例です。職場でうまい棒を配る、という状況自体がレアでなかなかないことなのでマーカーミームとして機能するでしょう。カラオケで部長がアニソンを歌う、どう見ても異常なサングラスで出勤するとかでも良いかも知れません。
ただ、追跡検索することを考えると「うまい棒」はあまり優秀なマーカーミームではないかも知れないです。
あまりにポピュラーなので検索結果が多すぎるし、部長が配ったなら「部長&うまい棒」で検索するとしても、そこまで正確に書いてくれるかどうか難しいところ。
でも同じうまい棒でも「誕生日プレゼントにうまい棒をあげる」なら、対象が1人になる分、精度が格段に上がります。「うまい棒」以外に「誕生日」と「プレゼント」は他に置き換えられる可能性が少ない安定感のある言葉だし、日にちも明確。まあツイートするほどのネタ力があるかどうかはやはり微妙ですが。

・突発的な出来事を逃さない
たとえば職場で火事があったら、レアな上に話題性があるので多くの人はつい書き込んでしまうんじゃないでしょうか。その上画像もUPされていれば特定精度が大幅に高まります。
もちろん追跡のために火事を起こすわけにもいかないのですが、その身内の中での大ニュース、事件事故や冠婚葬祭、有名人に会ったなど、突発的でレアなイベントがあった時はマーカーミームが勝手に湧いているチャンスだということです。
ただ言うまでもありませんが、ニュースになるような大事件ではまったく追跡できません。あくまで内部だけのニュースや珍事などです。

・リアル情報とネット情報でスクリーニングをする
「GWはどうだった?」
「昨日お母さんと一緒にディズニーランドに行ってきました」
と話している人がいたら、それだけでもう3つも特定情報があります。
ディズニーランドやTDLで検索しても膨大な量が検出されてとてもマーカーミームとしては機能しませんが、「昨日」「母親と」「ディズニーランドに」という絞り込みができる上に、すでにその人本人を知っているわけだから、性別や年令、生活圏などと併せて特定はしやすいんじゃないでしょうか。
他にたとえば「昨日成田HUMAXでゼログラビティ見た!」という話だったら、ゼログラビティ自体はノンレアワードだけど、「昨日」「成田HUMAXで」&本人情報、など、こちらが能動的に仕込まなくても特定要因は勝手にバラまかれているのです。

・独特な表現、持論、持ちネタに注意する
「小保方さんは大きな闇の力の被害者」「日本は韓国人に支配されている!」「ネトウヨもブサヨもしね」みたいな意見をもし現実で声高に言っている人がいたとしたら結構目立つので特定に使えそうですが、そういうのはネットにやまほど溢れかえっている凡庸な情報なので、実はマーカーミームとしてほぼ機能しません。
でもこれが「小保方さんの前世は焼き肉」とか「日本はケニア人に支配されている!」みたいに、その人が言っている以外に聞いたことのない内容だと、途端にレア度があがって精度があがります。
いやそんなキチガイの友達いねーよとか、いても関わりあいになりたくねーよって話ですが、要するにこれは「持ちネタ」は飲んだ席でもネットでも披露している可能性が高いということ。
たとえば今ここで書いている「マーカーミーム」という言葉は私が作った造語なので、ググってもこのサイトしか出てきません。だから私が友達にうっかりマーカーミームってのがあってさ、などと言えば一発でしょう。
その他、大まかな思想傾向や持論、好きな球団や趣味なども併せて見れば特定はよりしやすくなるでしょう。


 さて、いくつか例を挙げましたが、これはマーカーミームをバラ撒いて個人を特定するための方法であり、同時にそのマーカーミームの呪印から逃れるための知恵でもあります。
 個別の情報でスクリーニングできる、ということは、そこから外れることもできるということ。
 アカウントの所在地を隣県にしたり、年齢や性別や職業をプロフィール欄で変えたり、誕生日を「昨日」ではなく「先週」にすれば、監視者の目から逃れる可能性も高い(特定する側は膨大な情報の中からスクリーニングするため、案外機械的に処理してしまう傾向があります)。
 掲示板の実体験語りで特定を避けるために使う「フェイクを入れる」というテクニックですね。

 匿名のSNSとは言え嘘のプロフィールを書くと不誠実だしいろいろ面倒だし話に矛盾が…という気持ちは十分わかるけれど、もし匿名を通したいなら、害のない嘘をちょこちょこと入れておくことをおすすめします。
 たとえば、本当はいつも通り会社や学校に行っている日に「今日は休みだから遊びに来た!」と、実は先月行った水族館の画像をUPすることはそれほど罪のある嘘ではないでしょう。

 まあこんなことえらそうに匿名で書いてますが、私個人はいろいろ知り合いに特定されてるんですけどね。
 皆さんは特定と回避、それぞれに頑張って下さい。
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今更だけど、やまもといちろう氏について

Category: 社会  
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[徳力]やまもといちろうさま、イケダハヤトさま、謹んでイベントの担当を承ります。でも、本当に参加してくれる人っているんですかね・・・?tokuriki.com
http://blog.tokuriki.com/2013/02/post_736.html



元隊長とイケダハヤト氏の話がギャラリー含めてワイワイ盛り上がっていて、イケハヤ少年を人生の諸先輩方がやーいウンコウンコとディスるものの、イケハヤ少年の心には届かないどころかますます頑なになり、両陣営の罵倒が一層白熱する、というこれぞディスコミュニケーションな光景が繰り広げられていますが、自分の興味は以下の通りです。


誤解を恐れず正直に告白すると、自分にとってこの十余年、やまもといちろう(a.k.a.切込隊長)氏は尊敬する大人の一人でした。

2ちゃんねる時代はひろゆきの友だちだとか資産運用で何百億儲けただとか特殊部隊出身だとか人殺してるとかいろんな噂がありすぎて、とりあえずなんだかよくわかいけど変な人がいるもんだなあ、という印象でした。
まあネット自体が今より怪しいものだったのでそこにいる人も怪しいし、みんなケンカしてて良いなあ、楽しいなあ、これからの時代こういう人が社会に関わると面白いよなあ、などと思いながら無責任にキャッキャしていたわけです。

その後ぼちぼち紙のメディアに載ったりビジネスニュースに取り上げられるようになり、あー切込隊長ってこういう顔してたのか、なんか切込隊長っていうより切り裂きジャックみたいだな、とか失礼なことを感じつつ(いや、当時は今よりもっと神経質で怖そうに見えたのです)、「ネットの変人」で終わらずちゃんと実業界で成果を出しててすげえなあ、と思ったものでした。まあ今思えば隊長は別にネットを理由に出世したわけではなかったんですけどね。リアルでちゃんとやってた人なので。

ベタなんですけど、当時はやはり「俺たちの2ちゃんねる」的な共同意識みたいなものが根底にあって、それは漠然とした体制側・権力側へのアンチ的な心情と言いますか、綺麗に言えばアノニマスやウィキリークスのような市民的非服従をある程度共有するような場であったわけです。いや今でもそういう部分はあるでしょうけど。
あるいは殺伐としていて批判や罵倒は当たり前だけど、その分、身も蓋もない本音やロジカルさや合理性が尊重される場だった。みんなそういうところが好きだったのでしょう。
で、ひろゆきとか切込隊長っていうのは、なんかよくわかんないけどそういうののひとつの象徴として機能していて、簡単に言うと格好良かったんですよ。
あーいいなあ、俺も一緒に仕事したり殴り合ったりしたいなあ、という。
その後ホリエモンが近鉄買収&出馬で盛り上がった時にメディアが「既得権益に対抗する新世代の象徴として若者に支持されてる」なんて分析してましたが、自分にとってはそれがホリエモンではなくてタイミング的に隊長だった、という感じです。

人によっては、隊長は実家も裕福だし学歴や人脈もあるので別に反体制じゃないじゃんクソ保守的なこと言いやがって死ねって話だと思うんですが、むしろこういう”現実主義かつ合理主義”(一応カッコつき)かつそれなりの立場や地位で尚且つちょっとアレ、みたいな人が政治やビジネスの側でどう立ち回るのかを見るのは可能性があるじゃないですか。
貧乏な人文系批評やルサンチマンで固められた誇大妄想的反権力ジャーナリズムや自己満系左派みたいな連中は掃いて捨てるほどいて、そういう人ももちろん社会的には必要なんだけど、隊長みたいな立ち位置の人が内部からハックしてくれたらそっちの方が面白いんですよ。
資産家夫婦殺害事件とかゆかし案件とかわかりやすいですけど。

まあ自分も経営者だからそう思う面もあるかもしれませんが。隊長も暴れん坊父ちゃんに借金背負わされてそれの返済に苦労したみたいなんで、似たような体験をしている身としてはシンパシーを感じたりもしましたし。

要するに、隊長は自分にとってのロールモデルのひとつだったのです(蛇足だと思いますがネットなので一応念を押しておくと、信者とかマンセーというわけではなく、人格や思想や手法的に決定的に相容れない点は多々あるのだけど、彼がどう判断し行動するかに興味があった、ということです)。

その後無事DTをご卒業され、ご結婚をし、お子様をもうけ、お仕事も順調なご様子ですが、相変わらず様々なおもしろネタを提供し続けてくれています。
で、そこにあるのはどこから仕入れてきたんだっていう政治案件だとか、自身が関わる投資やゲーム業界案件だとか、独自の観察眼と豊富な経験をフルに発揮した炎上案件とかなわけですが、意外なことにそこには一貫して彼独特の倫理観に貫かれているように見えます。

でもしかし。
勝手にロールモデルとして見ている側からすると、オッサンも四十になったんだから、ここらで一歩先に踏み込んでみろよ、などとも思うわけです(今勝手なことを言いました)。

つまり、いつの間にかいい年齢になり、社会的な立場や家族や社員を得た今、自分にとっての「善」をどう扱うか、どう向き合うかということ。
それは社会といかに関わるか、どういう責任を持つ覚悟があるのか、そのために何をするのか、信仰や信条と現実をどう折り合いを付けるのか、といった話なのですが、私自身もそういった問題に直面するミドルエイジなわけで、日々クソとクソを投げ合うクソパーティのようなとても正視できないような小汚い隊長のツイートから時折垣間見える葛藤にムムムとなったりしております。

もちろんこういう話を厚かましく他人に問いただす権利は誰にもないわけだし、それに隊長としてはこんな話を出されても「うるせーよ馬鹿死ね楽しいからやってるんだよそれよりおまえの会社いくら納税してんだよ」と斧を片手に言うに決まっているので、今回のような論争の中でうっかりポロリしちゃった的な事故があると良いな、ぐらいの期待を持って見守っております。


読み返すと下衆の勘ぐりと勝手な期待という最悪コンボですし、バレンタインのラブレターかと思いきや思いっきり不幸の手紙を書いた気もしますが、まあ周囲の賑やかしも含めてあんまり気にしないで楽しくやって頂ければと思います。

あ、イケハヤ先生のことを書きませんでしたが、そもそも彼がフリーになったのはルネサスの不振が理由の1つですので、「日本の半導体不況の影響」という構造的な意味を考えると、どんな形であろうと頑張ってサバイヴして頂ければいいんじゃないかとか思います。以上です。


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「カワイイ」は作れないけど「カワイラシイ」は作れる-クールジャパンの大義名分-

Category: 社会  
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先日、大阪に住んでいる姉からこんなメールが届いた。

「関西だと、容姿が整ってる訳じゃないけど雰囲気が良い感じの女の子は、”可愛い”じゃなくて”可愛らしい”と言われてるような気がする」

なるほど、言われてみれば確かにそんな気もする。

「可愛い」と言ってしまうとズバリ容姿が整っていて見目麗しいけれど、「可愛らしい」というと服装や仕草なども含めて可愛い、とちょっとニュアンスが変わる感じ。


で、違いを調べてみたらこんな説明があった。

「かわいい」と「かわいらしい」はどう違う?(SPACE ALC)
http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?sn=116


要約引用すると以下2点。

・「かわいらしい」には主語の感情を叙述する働きがない
・「かわいい」という形容詞が属性叙述に用いられるときには事物の本質的な性質(属性)を叙述するものであり、その語幹に「-らしい」がついた形容詞「かわいらしい」は事物の一時的な状態を述べるものである


…つまり、大阪のオバちゃんとかに「あんたホンマにかわいらしぃなぁ」と褒められたら、これからは

_人人 人人人人 人人人人人人_
> かわいい!けど感情がない! <
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^ ̄


_人人 人人人人 人人人人 _
> かわいい!けど一時的! <
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^Y ̄


という意味だと理解して下さい。
はい、今後イヤな感情が頭をよぎる呪いを今かけました。カワイラシイはdisです。

つまり有名なコピーに「カワイイはつくれる」というものがありますが、あれは嘘なのです。
正確には「カワイイ…は無理っすけどカワイラシイならつくれる」なのです。
残念ながらそれが真実なのです。
ご清聴どうもありがとうございました。


…しかしですね。
こういう話題だと
「ブサイクなくせして雰囲気カワイイ目指して無駄な努力したり自己陶酔してんじゃねえよカス!」
という殺伐とした話になってしまいがちですが、ちょっと前向きに考えてみようじゃないですか。
どうせ我々のほとんどは先天的にカワイイでもイケメンでも天才でもないんだし。



いわゆるクールジャパンの代名詞である「カワイイ=Kawaii」文化は特異な発展を遂げていますが、それが実際どの程度世界で受容されているのかがイマイチ掴めません。
NHKの「東京カワイイTV」なんかを見てると欧米やアジアのティーンやらモデルやらが出てきて「ニホンノ ファッション ダイスキー カワイイー」的なことを確かに言ってますが、画面の外では親に「お前はいい歳して勉強もせず幼稚なファッションにハマったり未熟な自己愛を満たしていてマジファック」みたいに盛大に罵られているのかも知れません。
だって「カワイイ」ですよ。キティチャンカワウイーとか言いながらツケマ盛りまくったりするんですよ。
文脈がわからない諸外国の親御さんが娘の部屋に入ってみたらガーリーでファンシーでキンキーなネコがうじゃうじゃいるまさにダブルミーニングキティな状態で、もはやご冥福をお祈りするしかありません。それだったらブリトニー・スピアーズやヒルトン姉妹みたいなビッチ路線に言ってくれた方が、心配こそすれ理解可能な分、まだ子どもの成長を実感できるんじゃないでしょうか。


要するに、日本が「クールジャパン戦略」とかなんとか言って「カワイイ」を世界に発信していく際には、AKBを使って広告打ったりわけのわからないメンツによる委員会を作るのも結構なんですが、ある種の大義名分というか理論武装がないとダメなんじゃないでしょうか。
今のままじゃ大量消費文化を経て異形化・奇形化した、ただの未成熟で幼稚な少女趣味、としてしか消費されない気がします。だって普通に考えれば、いい歳こいて内面じゃなくて外見を重要視した上に未熟な可愛さを尊ぶ、ってもっとも恥ずべきことで、いくらでも批判され得ることじゃないですか。それはマズい。
特に他の世界観、宗教観、ジェンダー観を持っている文化圏へ進出する際に、無駄な誤解や軋轢を生んでしまう可能性があって、それはマンガ・アニメ同様、とてつもない損失に繋がる可能性があるわけです。
たとえば日本では資本主義や民主主義、文化的成熟の果ての自己選択としての幼児性だったとしても、それがそのまま女性が抑圧されている国に形だけ輸入されれば、それこそ纏足のようなものとして機能してしまうこともあり得る。
そんな形で「カワイイ」が仮にウケたとしても、日本として誇れることなのだろうか?

例えばハリウッド映画が戦後日本に、いや世界中に伝播していく過程では、当然どの国、どの文化でも保守的な反発というのはあったはずです。
不良のヤンキーが浮かれてハンバーガー食いやがって的な。
もちろんそこにはいろんな魅力があったわけですが、何より「進んだ民主主義、資本主義の素晴らしさ」とか「ハリウッド的リベラリズム」みたいな大義名分があった。
同様に、ロックやパンクには階級闘争が、HIPHOPなどの黒人文化には公民権運動や社会問題の提起というもっともらしい”背景”があった。
だから仮に眉間に皺を寄せられても「それでもハリウッド映画は(ロックは…etc.)素晴らしいんだよ。だって…」と内部から擁護者、推進者が生まれてくる。
こういう状況にならないと、表面的にいくら金をかけて宣伝しても、文化ってのは本当の意味では浸透しないと思うんですよね。


で、クールジャパンもいろいろあるけど、とりあえず「カワイイ」の大義名分はなにか、を考えてみる。
「カワイイ」は正確には「カワイラシイ」で、本質的ではないし一時的かもしれない。
デコったり盛ったりしてごまかしてるだけかもしれない。
でもそこがいいんじゃない!(©みうらじゅん)
現在世界に流布している「本質的な美」なんて所詮、現在の西洋的価値観を元にしたものにすぎないわけで、そんなもののために「生まれ持ったカード(自分の属性や個性)」を卑下したり絶望する必要はない。
とは言っても、下手にアジアン・ビューティとか言い出していまさら大幅な審美基準の変更を求めたり、西洋的な美を否定して無駄に争う必要もない。
ただ、せっかくの「配られたカード」で最大限遊び倒すことはできるんじゃないだろうか。

変な宿命論とか厨二的な生きづらさなんて、工夫次第で超えていける!
この世には「本質的な美」なんてものはなくて、所詮その時々の流行や文化やパターンの違いに過ぎないんだから、だったら楽しんだ方が得だよ!
「カワイイ」は外見や人種、宗教、性別、その他いろんな属性からの解放なんだよ!

明治以来、西洋化が激しく進行しつつも、その分東洋人として劣等感や違和感を抱え続けてきた日本から、西洋の中のアウトサイダーや、後に続く非西洋圏へ送る希望として、あるいは現実を突破するためのツールとしての「カワイイ」。
そんなところでどうですかね。
AKB使うことに金使うより、ハッタリだとしてもこういう理論武装をしておいた方が、後々良いと思うんだけどね。


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閲覧注意】「人間として底辺の喪女いる?」スレがマジで底辺過ぎてヤバイ 女の人生=イージーモードなんて嘘だな http://worldrankingup.blog41.fc2.com/blog-entry-3153.html
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誰もが稼げる時代は、誰も稼げない時代

Category: 社会  
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以下「web公募ライター仕事の耐えられない安さ」http://t.co/SDl0W31a
というTogetterについての感想ツイートと補足です。


まあ自分の持論としてはいつもの通り「誰もが稼げる時代は誰も稼げない時代」というサステイナビリティの問題なんですが https://t.co/AjNuWwzC
「web公募ライター仕事の耐えられない安さ」http://t.co/SDl0W31a
posted at 22:09:47



「誰もが稼げる時代は誰も稼げない時代」とは

ネットの登場(具体的には情報の共有、価値観の多様化、ノウハウの拡散、物流の進化など)によって「大資本だけではなく誰にでもチャンスがある。誰もが有名になれるし、自由に創作活動が可能だ。それは商業主義に対するアンチでもあるし、画一的・硬直化したヒエラルキー型ではなく無数のビオトープが共存する新しい生態系の形だ」という言説が生まれた。

それに対し、「それぞれのビオトープ(生息空間=市場)は小規模なため、市場規模が小さくて効率が悪かったり、ビオトープ間の血行不良が生じたりして、結果的に、仮にその中で大成功を収めたとしてもさほど稼げない=持続不可能な仕組みなのではないか、心は豊かになるかもしれないけどトータルの富は減少し、食っていける人が少なくなり、資本主義の効率の良さを思い知らされる展開になるのではないか」という考え(いま決めた)。

改善策としてはビオトープ自体の拡大(海外展開、人口増大)やビオトープ同士の交流活性化などが考えられるが、プラスサム・ゼロサム・マイナスサムいずれの局面下かによって大きく対策が異なること、また大きくなったビオトープが効率化すると結局それってヒエラルキー型になるんじゃん、と言った問題が考えられる。

もちろんこれはある種の極端な煽り言説に対する警鐘としての論なので、現実には二択ではなくグラデーションがあり、ボチボチ良い所でバランスが取れ相互補完的に活用されればそれで良いかと思います。
なお、類義語に「誰もが15分は有名になれる時代は、誰もが15分で忘れられる時代」がある(今作った)。




ライターの苦労話を見聞きする度に、フリーライターやってると聞いていた旧友が精神に異常をきたして駅前をさまよっている事例を思い出してつらい
posted at 22:15:11


とぅぎゃ中にrafさんが「我々の知る文章」という表現をしているけど、それすらもはや相当なレベルじゃないと成り立たない現実があるしなあ。有名で本も売れてネットでも活躍してる素晴らしいライターさんでも生活キツい、て話はあるし。
posted at 22:20:40


マネタイズに関して、小遣い稼ぎにしかならないけどチャンネル増えるからそれでカバー、て話と、教祖モデルのように信者化して囲い込む話と、あとは単発の成功事例はあるだろうけど、でマクロではどうなんの?て話は現状では厳しそうで、それ即ち我々大衆は食えんことに。
posted at 22:29:25


これは言うまでもなくライター云々の問題じゃなく資本主義とそれを基本とした社会設計やライフスタイルや文化の問題なので難しい。しかし製造業ではスピードやコモディティ化問題などが認識されているのだから、コンテンツもそう対応せざるを得ない…けどそれでも死屍累々かもね…。
posted at 22:40:33


まあ手に余るようなデカい話をしなくても良いのだけど、ビオトープだメルマガだという話はどうしても視点がミクロで、個別に成功事例は出るだろうけど持続性がなく、死ぬまで小さな成功を続けなきゃダメな無理のあるモデルなんじゃないだろうか。
posted at 22:50:04


極端な話だけど、「技術立国ならぬコンテンツ立国を目指すためにベーシックインカムを導入」みたいなアイデアもあり得るんじゃないか。創作活動を国の資源と定義し、その土壌を守り育てる、という名目で。
posted at 22:55:44



【以下話がややズレます】

ライター問題はつまるところマネタイズの問題ではなく、質の変容でもなく、実は可処分時間の問題に過ぎない(けどだからこそどうしようもない)、という類の話なんじゃないか説。人口オーナスみたいに身も蓋もない話ですが。
posted at 23:03:49


メルマガもcakesもブロマガも雑誌も文豪の名作も、有料かどうか、質がどうかより「んなもんネット見てたら読む時間ねえよ」という理由で手を出さないことが一番多い。可処分時間をネットに食われてる。お笑いも音楽もその他コンテンツも同様(その良し悪しはもちろん別だが)。
posted at 23:13:37


おしんの時代には余暇や趣味や文化を楽しむ余裕なんてなかったけど、労働から解放された結果それらを楽しむ時間が生まれた。しかし今や余暇はより本能的、即物的な欲求を満たすSNSやソシャゲやエロ動画に時間を食われ、まとまった文章なんぞ誰も読む暇がなくなったのでありました、みたいな。
posted at 23:59:35


無限に広大な土地が解放された!これで俺たちも土地を持てる!作物を作れる!俺たちには可能性がある!と思ったら酷く痩せた土地で、みんな精魂尽き果てて死んでしまいました。儲かったのは農具屋だけでありました。おしまい。
posted at 00:26:29


タロイモが供給過剰になって価格が下落し「俺のタロイモがこんなに安いわけがない」派が登場。一方「あんまりうまくないけどこのタロイモで腹は膨れる」派によって「タロイモ乙、男爵こそ至高」派までもが価格下落の煽りを受ける、という流れ。
posted at 01:18:59


各ジャンルの市場規模はこれくらいなのかーふむふむ / 「オタク」市場に関する調査結果 2012【要約】 (矢野経済研究所) (pdf) http://t.co/xRk7SR16
posted at 10:37:25


趣味や価値観が多様化したことを受けて市場が多様化するのは素晴らしいことだけど、多様化=分散だから各市場規模は小さく、脆く、非効率になる。いわゆる「成功」も小さなものになる。これはしょうがないこと、なのかな。
posted at 10:41:35



【ついでに「その先」の想像について(2012.9.12のツイートより)】

有料コンテンツは、コンテンツそのものの魅力もしくは話題空間への入場券の対価が健全だとは思うが、金出さなくてもとても消費しきれないくらいの情報に晒されているので、結局は「信者やファンとして寄付する」か「資料代」として課金する方が強いんだよな。
posted at 18:21:16


マネタイズは本当に難しいよ。ネットで見てる分には大活躍しているように見える論者さんとか、すごく面白いブログを書いてるライターさんでも、全然収入ない人たくさんいるからね。
posted at 18:24:08


学生的な承認欲求ゲームも、食っていかなきゃならない社会人の生存ゲームも、一部の成功者ばかり脚光を浴びるけど、当然その足元は死屍累々なのだよね…。
posted at 18:42:33


承認欲求の方はテキトウに解決してもらうとして、お金の方はどうしたら良いんだろうか。課金投げ銭がもっと容易く出来るようになったとしても、生活できるほどにはならないだろうし。普段目にしている豊穣な文化が誰かの人生の使い捨てによって生まれているのだとしたら悲しい。
posted at 18:47:24


みんなが個性を活かして、でもみんな食っていけなくなって、結果として経済の縮小や弱者切り捨てが起きて、一部のカリスマ論者や政治家に期待を寄せて独裁、全体主義みたいなことになるなら、「個性を活かすけど救済もして社会全体の生産性を最大化する」全体主義2.0、みたいなの出来ないかな。
posted at 19:02:56


機会平等、セイフティネットと再チャレンジ、個性の発揮と言う意味では現行の資本主義、民主主義と同じなのだけど、今のままでは再分配がうまく行かずに貧困層が拡大するから、「全体として」(国としてとか種として)効率が最大化することにもう少し重点を置くイメージなんだけど。
posted at 19:05:37


欲望をインセンティブとしてドライブする資本主義だと、淘汰が激しすぎて必ずしも全体として最適な結果を生まないし、落伍の代償が大きい。しかも国家間、地域間の競争になった際に内憂が大きい。
posted at 19:11:06


とは言え計画経済的なものは論外なので、何を動機にするかと言えば個人の自己実現と国への帰属意識というサイズの違うふたつの物語。個人ベースでは好き勝手やってもらって、でもそれによって文化的にも経済的にも最大のアウトプットになるよ、みたいなシステムが良いね。
posted at 19:22:27


「国への帰属意識」と言うとやな感じですが、自分の所属する集団がうまく回ることで自分も好き勝手できる、ということなので、それは国じゃなくてもいいし、今の国のイメージとは違うものになるかもしれない。
posted at 19:23:57


あと「種」という言葉を使ったのはいかにも危なっかしいけど、アリやハチなどの昆虫を念頭においたためで排他的、選民的な意味ではないよと念のため。
posted at 19:24:13





【追記】
このエントリを書くきっかけになった上のまとめの有村悠さんのその後を一応リンク。

有村悠氏「新作同人誌を作っても赤字。銀行口座公開するから印刷代下さい」
http://newnews2ch.com/archives/1704805.html

内輪の業界内とかはてなとかだとすぐに甘えとか構ってちゃんとか精神論の話になりますが、そういう個々人同士の足の引っ張り合いはさておき、俯瞰して見れば単に市場規模や需要と供給の問題じゃないのって思うんですがいかがでしょうか。


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いつまでたっても大人になった気がしない人へ

Category: 社会  
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小学生の頃通っていた塾の先生が、ずいぶんと大人に見えた。
大学生になり、その先生が当時二十代前半だったということを知ったとき、結構驚いた。

高校に行ったら、童貞卒業したら、ハタチになったら、社会人になったら、三十路になったら、結婚して子どもが出来たら、親が死んだら、etc…きっと大人になるんだろうな、と思って生きてきた。
しかし、三十も半ばになり、妻と子どもがいて、弱小中小と言えども社長という立場で仕事をするようになった現在も、一向に「大人になった感」がない。

自分がいくぶん幼稚なのかもな、とずっと感じていて、確かにそういう面は否定できない。
でもたぶん、昔は確実に「大人」と呼ばれていた現代の中年以降の誰に聞いても「大人になった感」なんて希薄だろうという気がする。

上の世代からため息混じりに、

「最近の若者は社会人としての自覚がない」
「子を持つものとしての覚悟がないまま親になっている」
「自分が生きている社会の規範となるような責任感を持って欲しい」

等々といった批判が聞こえてきそうだし、実際よく耳にする。
こう言った批判はそれなりにもっともだし、恐らくは有史以来繰り返されてきた、普遍的な説教なんだろう。
「子ども」は「大人」に成長し、立派な社会の一員であることを求められるし、そうやって人間社会を維持してきたはずだ。みんなが子どもだと社会が成り立たないし、特に上の世代が困っちゃうからね。


じゃあここに現代に特有の問題はないんだろうか。
いや、それなりにあるんじゃないだろうか、と思う。

大人になる、ということが、その社会を維持する価値観や規則や常識を守る、ということならば、現代は2つの点でそれが難しくなっている。

ひとつは、現在説教する側の人間が生きてきた環境での価値観や常識を望んでも、もはや通用しないという点。
これは最近よく目にする、いわば「失われた理想像を求めて」とでも言うべき状態だ。
終身雇用どころか、正社員の崩壊と、それに伴う正社員前提での社会システム(住宅ローンや大量消費など)の崩壊。
核家族化、都市化/過疎化、地域コミュニティの破壊など、家族や子育てに関わる様々な仕組みの変容。
そういった変化の中で育った若い世代は、古い世代にとっての「理想の大人」などには、望んだってなりようがない。
だって、それはもう、大半が失われてしまった幻なんだから。


もうひとつは、少し前向きな理由を。
正社員制度をはじめとした古い制度の崩壊は、確かにある意味ではとても残念なことだけれど、とは言えなんとかそのおこぼれをもらおうと、我先に蜘蛛の糸を登って大人ぶろうとするのは、あまり選びたくない選択肢だ。だって格好悪いし、それにその糸、きっと切れるよ。
だったら、別に無理して「大人」になる必要はないんじゃないの?
いいじゃんずっと子どもで!

現代は時代の変化スピードが速い。そりゃそうだ。たゆまぬ技術革新のお陰で基本的に人類は有史以来「今」が一番スピーディなんだから。
その上、現在進行中のIT革命は(という言葉ももう遥か彼方に流されてしまったが)社会の価値観や常識の変化という意味ではこれまでの尺からするとあまりに高速すぎる。
昨日の価値観が、今日通用するとは限らない世界に、我々は生きている。

にもかかわらず平均寿命はぐんぐん伸びて、この国は80歳とか信じられない数字になっている。
80年も生きるのに、20歳で成人?それ生殖機能とかの話じゃなくて?
30歳にもなったら、我々が生きる素晴らしき社会を守るため、立派な社会人にならなきゃダメなの?
そんで残った50年間は、それまでに培った価値観に支配され、変化を拒み、あとは必死で働けばいいの?
それ、すっげームリがあるんじゃないの?

だって、社会はどんどん変化しているんだよ。
平均寿命が40歳だった時代や、手紙が届くのに1ヶ月もかかっていた変化に乏しい牧歌的な時代だったら、グダグダ言ってないでとっとと大人になることが、人間という種としての最適解だったかも知れない。
責任を負うことも、独り立ちすることも、不平を漏らさずひたむきに取り組むことも、もちろんとても大切なことだろう。
でも、今は30や40歳程度で変に達観したり、無茶な責任を負ったり、上から目線になったり、古い価値観をカサにきて威張ったり、諦めたり、要するに大人になっちゃ駄目なんじゃないの。

進化でも退化でもなくて、変化できるかどうか。
下手に旧来の価値観に縛られず、いつまでも「大人になった感」が希薄なままで、変化に柔軟に対応する。
モラトリアム?軸がない?
いーんだよそんなもん。
しっかりと根を張る大樹も良いけど、季節の変化に敏感な渡鳥だって素晴らしい。
それどころか、しょっちゅう環境の変化にさらされて、絶滅の危機に瀕しては変異を繰り返してるウィルスだってすごいじゃない。

何者にもなれない我々だけど、せめてそんな生存戦略、しましょうか!


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【補足:2011.9.20】
ツイッター上で、Paul_Numanさんからこのエントリについての質問を受けたので、以下回答を引用します。
上の文章の補足になるかと。

@Paul_Numan なるほろ、気持ちはよくわかりました。その上でいくつかこちらの主旨の補足を。
posted at 13:19:58


@Paul_Numan まず、記事では「大人」の定義をとても狭く定義してます。つまり、「大人になる」ということを頑固になるとか権威化することだと勘違いしてる人や、無用な不安を感じて苦しんでいる人に、それどーよ、と言ってます。
posted at 13:24:50


@Paul_Numan だから言うまでもなく、「大人になる」ことすべてを否定してる訳じゃないんです。当然負うべき責任も、その美徳もある。
posted at 13:26:06


@Paul_Numan だから二分法で、大人になることが良いか悪いか、て話ではない、てことをまずご理解頂きたい。
posted at 13:27:51


@Paul_Numan またこの記事は、25~40歳位の「大人になった感」が希薄なことに違和感を感じている人を対象に書いてます。だからその他の視点からはいくらでも反論可能だけど、それは「下剤と便秘薬のどちらが上か」みたいな論争で、必要な人に役立てばいい、と考えてます。
posted at 13:31:18


@Paul_Numan あと蜘蛛の糸の奪い合いになったり、不毛な団塊叩きみたいに責任をすべて他世代になすり付ける考えもイヤだったので、「前向きな理由」という形で、今の社会制度の諸問題は変化によって解決するしかない!て意思も入れたかったので、ああいう流れになりました。
posted at 13:35:15


RT @Paul_Numan: @shikahan なんかわかってきた。今、渡り鳥のように見える生き方を、どうやって新たな時代の大樹として根付かせるべきか、という意味で「子供のままでいいじゃん!」という全肯定をされていたんですね。そういう社会を維持しようとする働きかけを子供とは思わないのでピンとこなかったです。
posted at 13:35:38


@Paul_Numan 実は「鳥は次代の大樹の種を運ぶ役目も持ってるぜ!」てまとめようと思ったんだけど、なんか格好良すぎたので、ウイルスネタで読者がなんかガッカリする感じに落としましたw それはなんというか自分の無責任さというか良心というか…。まあその辺は好みですね。
posted at 13:39:25


@Paul_Numan とりあえずそんな感じです。自分も考えを整理し直せました。
posted at 13:44:35


下剤と便秘薬の例えは割と使えそうな気がするな。すべての諺は反証可能である(だから反証することに意味はない、適材適所にツールとして使えば良いだけ)て意味で。
posted at 13:45:14



【さらに補足:2011.9.29】

「またこの記事は、25~40歳位の「大人になった感」が希薄なことに違和感を感じている人を対象に書いてます。」
というのは、要するに自分に向けて書いている、ということです。
あまり誰かに向けて偉そうなことを書くというスタンスをとらないのですが、まあこういうタイトルがキャッチーなんでしょ、と思って書いてみた面あり。
 
 また、上に書いたとおり、これはたまたま現在の日本語で「大人」という一語で表されている概念のごく一部についての話です。したがって、たとえば
「大人はいなくなり年を取った大人子供で溢れることになる」日本社会の現状。/依存と幻想からの脱却 思想地図β Vol.2 - 風観羽 http://j.mp/rdGl13
という記事とは、見出しはまったく逆だけど、言っていることは結構同じ方向なのですよ(あくまで方向の話ですが)、と付け加えておきます。
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