しかし反撃もここまで

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『ツリー・オブ・ライフ』感想

Category: 映画  
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テレンス・マリック監督『ツリー・オブ・ライフ』を見た感想をツイッターでつぶやいたので、それのまとめです。レビューでも解説でもありません。
自分でもやや乱暴だとは思いますが、なんというか、自分が生きていく上で、こういう態度は表明しておきたい、と思ったので。
宗教観の違う人を全否定しているわけではありません。あしからず。





『ツリー・オブ・ライフ』見てきた。こういう映画の演出や編集、演技などについて語るのはさほど意味がないからしない。テーマについて精一杯誠実に語るなら、俺にこのテーマは関係ないし、関わりたくない。
posted at 00:24:18


なぜこんなに偏狭で幼稚で単純な価値観を無邪気に讃えるのか。正直苛立った。神についてはよくわからない、と言った方が正しいのだとは思うけれど、これは悪意だ、と明確に感じてしまった。愚かな家族よ、君たちは神にすがる前に、もっと自分たちの頭で必死で考えろ。
posted at 00:30:42


『ツリー・オブ・ライフ』宇宙創生から地球史、生物史を一気に振り返るシーンや神の存在を感じさせるような自然の過酷さ、美しさを捉えたシーンは、確かに素晴らしいかもしれない。でも、自然としてただひたすら美しいものを、お前らの神のために利用しないで欲しい。穢れるからさわるなクソが。
posted at 00:42:33


@Paul_Numan というある意味典型的な日本人っぽい感想で申し訳ない。
posted at 00:44:04


コクリコ坂、ゴーカイジャー&オーズ、そしてツリーオブライフと、夏休みに見た映画は個人的にはどれもひどかった。家でどんぐり並べてた方がマシだったわマジで。
posted at 00:49:42


『ツリー・オブ・ライフ』が観念的、哲学的映画、だって? 「映像美が素晴らしい!」だと? 「『2001年』を彷彿とさせる」だとぉ? 「深イイ(ry
posted at 02:49:05


映画やアニメなどの話題作を自分でちゃんと見ると、世の批評家さんやらブロガーさんやらと自分の考えの共通点、相違点がそれなりに見えるから良いですな。もちろん自分の考えだけに固執するつもりはないというのが大前提ですが。
posted at 02:53:44


RT @Paul_Numan: @shikahan いえw僕はまだ観てないのでお気になさらずに。ぼんやりとイメージするに、好き嫌いが真っ二つに分かれて、その間には、壮大なワードの前に「考えさせられた、って言っておけばいいか」って層がいるって感じですかね。
posted at 02:57:15


@Paul_Numan 深イイ層、ワケワカラン層はともかく、シネフィル的に知識や技術論を語るのは監督にとっても本意じゃないはず。宗教や神に対する自分なりの見解や覚悟を語らなければ、そんな批評は無意味だし不誠実だと思んよ。
posted at 03:03:32


@Paul_Numan で、俺は他人の宗教や神、信心などに対しては寛容だけど、自分としては断じて受け入れないと決めている。ただこの映画の宗教観は、崇高な善意のフリをした悪意と感じるくらいに、あまりに幼稚に思えた。それに正直耐えられなかった。
posted at 03:08:18


@Paul_Numan キリスト教はもちろん多くの宗教は長い歴史を持っていて、現在の日本に住んでる無知な俺が容易に批判できる代物じゃないけれど、それでも言い訳や屁理屈や利権や政治のために理論武装しすぎて時代遅れの醜い怪物に見える。救済や善行も、怪物の吐息に過ぎない。
posted at 03:15:40


@Paul_Numan とか名前出して書き辛いから、批評は適当に粗筋なぞって映像美が!とか哲学的なテーマが!て言うしかないのかもね!
posted at 03:17:48


信仰をお持ちのフォロワーさんお目汚し申し訳ない。と詫びるほどフォロワーいない。深夜だし。けど一応。
posted at 03:37:37



映像美や演出、演技、アイデアなどを無邪気に褒めているあなたは、この映画の監督が大作や彰晃や法王や秋元だったとしても同じように褒める覚悟があるかどうか、一度考えてみた方がいい。
作品と思想は別物?確かにそういう言い方をすべき場合もある。
しかしこの作品を作った人はそれを望んでいるか?真摯に向き合う気があるのか?
それをしないあなたの判断は、所詮中身も覚悟もない表面的な批評でしかない、ということだよ。




『祈る』―― はっきり言えば取るに足らない、たった一人の請願者の利益のために、宇宙の法則をねじ曲げるように求めること
アンブローズ・ビアス

「もし私のなかで、宗教と呼べるものがあるとすれば、われわれの科学が解明できるかぎりにおいての世界の構造に対する限りない賛美である」
アルバート・アインシュタイン





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【ご参考】

「Toggeter/蓮實重彦が映画「ツリー・オブ・ライフ」を酷評。その反応。」 http://t.co/CHaPBtO


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ハスミンも文句つけてるぜヒャッハー!と思ったものの、正直ハスミンの真意はこの文章だけでは理解できなかった。一応リンク。
『群像』10月号 映画時評〔34〕蓮實重彦

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テーマ : アメリカ映画    ジャンル : 映画

いつまでたっても大人になった気がしない人へ

Category: 社会  
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小学生の頃通っていた塾の先生が、ずいぶんと大人に見えた。
大学生になり、その先生が当時二十代前半だったということを知ったとき、結構驚いた。

高校に行ったら、童貞卒業したら、ハタチになったら、社会人になったら、三十路になったら、結婚して子どもが出来たら、親が死んだら、etc…きっと大人になるんだろうな、と思って生きてきた。
しかし、三十も半ばになり、妻と子どもがいて、弱小中小と言えども社長という立場で仕事をするようになった現在も、一向に「大人になった感」がない。

自分がいくぶん幼稚なのかもな、とずっと感じていて、確かにそういう面は否定できない。
でもたぶん、昔は確実に「大人」と呼ばれていた現代の中年以降の誰に聞いても「大人になった感」なんて希薄だろうという気がする。

上の世代からため息混じりに、

「最近の若者は社会人としての自覚がない」
「子を持つものとしての覚悟がないまま親になっている」
「自分が生きている社会の規範となるような責任感を持って欲しい」

等々といった批判が聞こえてきそうだし、実際よく耳にする。
こう言った批判はそれなりにもっともだし、恐らくは有史以来繰り返されてきた、普遍的な説教なんだろう。
「子ども」は「大人」に成長し、立派な社会の一員であることを求められるし、そうやって人間社会を維持してきたはずだ。みんなが子どもだと社会が成り立たないし、特に上の世代が困っちゃうからね。


じゃあここに現代に特有の問題はないんだろうか。
いや、それなりにあるんじゃないだろうか、と思う。

大人になる、ということが、その社会を維持する価値観や規則や常識を守る、ということならば、現代は2つの点でそれが難しくなっている。

ひとつは、現在説教する側の人間が生きてきた環境での価値観や常識を望んでも、もはや通用しないという点。
これは最近よく目にする、いわば「失われた理想像を求めて」とでも言うべき状態だ。
終身雇用どころか、正社員の崩壊と、それに伴う正社員前提での社会システム(住宅ローンや大量消費など)の崩壊。
核家族化、都市化/過疎化、地域コミュニティの破壊など、家族や子育てに関わる様々な仕組みの変容。
そういった変化の中で育った若い世代は、古い世代にとっての「理想の大人」などには、望んだってなりようがない。
だって、それはもう、大半が失われてしまった幻なんだから。


もうひとつは、少し前向きな理由を。
正社員制度をはじめとした古い制度の崩壊は、確かにある意味ではとても残念なことだけれど、とは言えなんとかそのおこぼれをもらおうと、我先に蜘蛛の糸を登って大人ぶろうとするのは、あまり選びたくない選択肢だ。だって格好悪いし、それにその糸、きっと切れるよ。
だったら、別に無理して「大人」になる必要はないんじゃないの?
いいじゃんずっと子どもで!

現代は時代の変化スピードが速い。そりゃそうだ。たゆまぬ技術革新のお陰で基本的に人類は有史以来「今」が一番スピーディなんだから。
その上、現在進行中のIT革命は(という言葉ももう遥か彼方に流されてしまったが)社会の価値観や常識の変化という意味ではこれまでの尺からするとあまりに高速すぎる。
昨日の価値観が、今日通用するとは限らない世界に、我々は生きている。

にもかかわらず平均寿命はぐんぐん伸びて、この国は80歳とか信じられない数字になっている。
80年も生きるのに、20歳で成人?それ生殖機能とかの話じゃなくて?
30歳にもなったら、我々が生きる素晴らしき社会を守るため、立派な社会人にならなきゃダメなの?
そんで残った50年間は、それまでに培った価値観に支配され、変化を拒み、あとは必死で働けばいいの?
それ、すっげームリがあるんじゃないの?

だって、社会はどんどん変化しているんだよ。
平均寿命が40歳だった時代や、手紙が届くのに1ヶ月もかかっていた変化に乏しい牧歌的な時代だったら、グダグダ言ってないでとっとと大人になることが、人間という種としての最適解だったかも知れない。
責任を負うことも、独り立ちすることも、不平を漏らさずひたむきに取り組むことも、もちろんとても大切なことだろう。
でも、今は30や40歳程度で変に達観したり、無茶な責任を負ったり、上から目線になったり、古い価値観をカサにきて威張ったり、諦めたり、要するに大人になっちゃ駄目なんじゃないの。

進化でも退化でもなくて、変化できるかどうか。
下手に旧来の価値観に縛られず、いつまでも「大人になった感」が希薄なままで、変化に柔軟に対応する。
モラトリアム?軸がない?
いーんだよそんなもん。
しっかりと根を張る大樹も良いけど、季節の変化に敏感な渡鳥だって素晴らしい。
それどころか、しょっちゅう環境の変化にさらされて、絶滅の危機に瀕しては変異を繰り返してるウィルスだってすごいじゃない。

何者にもなれない我々だけど、せめてそんな生存戦略、しましょうか!


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【補足:2011.9.20】
ツイッター上で、Paul_Numanさんからこのエントリについての質問を受けたので、以下回答を引用します。
上の文章の補足になるかと。

@Paul_Numan なるほろ、気持ちはよくわかりました。その上でいくつかこちらの主旨の補足を。
posted at 13:19:58


@Paul_Numan まず、記事では「大人」の定義をとても狭く定義してます。つまり、「大人になる」ということを頑固になるとか権威化することだと勘違いしてる人や、無用な不安を感じて苦しんでいる人に、それどーよ、と言ってます。
posted at 13:24:50


@Paul_Numan だから言うまでもなく、「大人になる」ことすべてを否定してる訳じゃないんです。当然負うべき責任も、その美徳もある。
posted at 13:26:06


@Paul_Numan だから二分法で、大人になることが良いか悪いか、て話ではない、てことをまずご理解頂きたい。
posted at 13:27:51


@Paul_Numan またこの記事は、25~40歳位の「大人になった感」が希薄なことに違和感を感じている人を対象に書いてます。だからその他の視点からはいくらでも反論可能だけど、それは「下剤と便秘薬のどちらが上か」みたいな論争で、必要な人に役立てばいい、と考えてます。
posted at 13:31:18


@Paul_Numan あと蜘蛛の糸の奪い合いになったり、不毛な団塊叩きみたいに責任をすべて他世代になすり付ける考えもイヤだったので、「前向きな理由」という形で、今の社会制度の諸問題は変化によって解決するしかない!て意思も入れたかったので、ああいう流れになりました。
posted at 13:35:15


RT @Paul_Numan: @shikahan なんかわかってきた。今、渡り鳥のように見える生き方を、どうやって新たな時代の大樹として根付かせるべきか、という意味で「子供のままでいいじゃん!」という全肯定をされていたんですね。そういう社会を維持しようとする働きかけを子供とは思わないのでピンとこなかったです。
posted at 13:35:38


@Paul_Numan 実は「鳥は次代の大樹の種を運ぶ役目も持ってるぜ!」てまとめようと思ったんだけど、なんか格好良すぎたので、ウイルスネタで読者がなんかガッカリする感じに落としましたw それはなんというか自分の無責任さというか良心というか…。まあその辺は好みですね。
posted at 13:39:25


@Paul_Numan とりあえずそんな感じです。自分も考えを整理し直せました。
posted at 13:44:35


下剤と便秘薬の例えは割と使えそうな気がするな。すべての諺は反証可能である(だから反証することに意味はない、適材適所にツールとして使えば良いだけ)て意味で。
posted at 13:45:14



【さらに補足:2011.9.29】

「またこの記事は、25~40歳位の「大人になった感」が希薄なことに違和感を感じている人を対象に書いてます。」
というのは、要するに自分に向けて書いている、ということです。
あまり誰かに向けて偉そうなことを書くというスタンスをとらないのですが、まあこういうタイトルがキャッチーなんでしょ、と思って書いてみた面あり。
 
 また、上に書いたとおり、これはたまたま現在の日本語で「大人」という一語で表されている概念のごく一部についての話です。したがって、たとえば
「大人はいなくなり年を取った大人子供で溢れることになる」日本社会の現状。/依存と幻想からの脱却 思想地図β Vol.2 - 風観羽 http://j.mp/rdGl13
という記事とは、見出しはまったく逆だけど、言っていることは結構同じ方向なのですよ(あくまで方向の話ですが)、と付け加えておきます。
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